公開日
April 5, 2025
カテゴリー
News
芦屋市教育委員会「ONE STEPpers」に関する東洋経済education×ICTの取材記事「『研究指定校やめた』芦屋市、完全自主参加制の研究体制で広がった"子どもに委ねる学び"」の紹介についてお知らせ
当法人では、令和6年度より、芦屋市教育委員会の「ONE STEPpers」をはじめとした「Ashiya PEACE プロジェクト」の取組みを支援しています。子どもたちが安心して学ぶことをベースに、Place(居場所)、Explore(探究)、Assist individually optimized learning(個別最適な支援)、Collaboration(協働)、Experience(体験・経験)という5つのコンセプトを掲げ、対話を重視してさまざまな取り組みを進めるものです。
このたび、同取組みに関する東洋経済education×ICTの取材記事「『研究指定校やめた』芦屋市、完全自主参加制の研究体制で広がった"子どもに委ねる学び"」が公開されましたので、ご紹介します。
同記事では、ONE STEPpersに取組みについて、当法人の支援にも触れながら解説されています。
〔前略〕教委は、2024年度から研究指定校と研究発表会を廃止して、探究的な学び研究推進チーム「ONE STEPpers」を立ち上げた。一番の特色は、「来る者拒まず、去る者追わず」の完全な自主参加制であること。各学校から必ず参加者を出すという決まりはなく、教委が「参加しませんか」と勧誘することもない。 また、「子どもの主体性を回復する」という研究テーマに関わることであれば、自分のしたい研究をやりたい方法で、やりたいだけ研究できるとした。月1回、互いの実践を持ち寄りその価値を共有するリフレクション会議を開催しており、教員らはScTN代表理事の山口裕也氏や同市教委教育アドバイザーの苫野一徳氏から、個別の実践に対して助言をもらうことができる。ちなみにこの会議も強制ではなく、リモート参加や欠席を自由に選べる。
当法人の提供・管理下にあるScTN質問紙についても同様です。
2024年度、個別の研究テーマとして多かったのは、自由進度学習やPBLだという。そうした実践の広がりにより、一定の成果も得られた。同市は年に4回、前述の山口氏が開発した「ScTN質問紙」を使って主体的・対話的で深い学びの実現状況を測定しているが、そこに変化が表れた。 「市内全体としては、ほぼ変化は見られませんでした。初年度の試験的な取り組みの中では、変化がないほうが自然だと考えています。しかし、ONE STEPpersに参加した教員らのクラスでは、学習指導の個別化や学習内容の個性化が進み、子どもたちの『授業の主体は自分だ』という意識が高まりました。一方、『学校生活を自分たちで変えている』という実感については変化が見られず、協働的な学びや学校の行事づくりなどに課題があると言えます。2025年度からは子どもの関係づくりや自治的諸活動の研究をしてきた指導主事も運営に加わることになりましたので、この課題に関心のある教員をしっかりとサポートして研究を進められたらと思います」(甘利氏)
下記の項からまとめられていますので、ぜひ、ご覧ください。
・「押し付けられる研究はもう嫌だ」という思い ・研究指定校を廃止、「自主参加」を徹底すると……? ・「授業の主体は自分だ」という意識が向上 ・「ONE STEPpers」参加教員の手応えと変化