公開日
2024/12/23
カテゴリー
News
芦屋市教育委員会「ONE STEPpers」に関する教育新聞の取材記事「研究指定校制度をやめたら、新しい学びが広がった 兵庫県芦屋市」の紹介
当法人では、「全ての人の思いと願いの下、自由と自由の相互承認に基づく公教育を実現する」というミッションの下、「学びの構造転換に関する取組の支援」をビジョンの一つに掲げています。
このたび、当法人が支援している芦屋市教育委員会(兵庫県)の取組みに関連して、教育新聞(株式会社教育新聞社)の取材記事「研究指定校制度をやめたら、新しい学びが広がった 兵庫県芦屋市」が公開されましたのでご紹介します(2024年12月23日公開)。2024年8月に続いて2回目となる公開です。
研究指定校制度をやめたら、新しい学びが広がった 兵庫県芦屋市
研究指定校制度をやめ、教員が主体的に学べるようになったことで、子どもにも良い影響が出始めている――。兵庫県芦屋市では、今年度からこれまでの研究指定校制度を取りやめ、学びたい教員が主体的に学べる研修制度「ONE STEPpers」を立ち上げた。そこに参加する教員らが中心となり、同市内の学校では今、「子どもに委ねる学び」の実践が広がりつつある。試行錯誤する教員と教育委員会への取材から、教員が主体的に学ぶことで起きている変化を探った。
www.kyobun.co.jp
今回の記事内でも、前回と同様、当法人の支援に加え、「ScTN質問紙」を用いた成果検証について言及されています。
具体的には、以下のようです。
月に1回のリフレクション会議も行われており、同市教委の教育アドバイザーである熊本大学大学院教育学研究科の苫野一徳准教授や、「ONE STEPpers」の専任講師である(一社)School Transformation Networking(ScTN)代表理事の山口裕也氏からもフィードバックを受けるなどして、学びを深めている。
ScTN質問紙による児童生徒の自己評価を回答方式とした意識・実態調査も、市内小学3年生から中学3年生まで約3800人に年に4回実施し、その変化についても研究に生かしていく。 質問項目には「授業では、『授業を進めるのは、先生ではなくて、自分だ』と思いながら学んでいる」「授業では、学習の方法やペースを自分で選んだり、決めたりしながら学んでいる」などがあり、4月と7月の数値は市内全体ではほぼ変化がなかったものの、「ONE STEPpers」に参加している教員のクラスの子どもたちでは、これらの数値が上がっており、教員が主体的に学ぶことで、子どもたちにも良い影響が現れ出している。
前回の記事(以下)と合わせ、ぜひ、ご覧ください。
芦屋市教育委員会「ONE STEPpers」に関する取材記事の公開
当法人においては、「全ての人の思いと願いの下、自由と自由の相互承認に基づく公教育を実現する」というミッションに基づき、「学びの構造転換に関する取組の支援」をビジョンの一つに掲げています。

sctn.jp