公開日
June 6, 2025
カテゴリー
News
東洋経済education×ICTにおける取材記事「複数の自治体で効果検証、自由進度学習で「深い学び合い」ができている学級、3つの共通点――「学び方の自由の保障」で不登校が減った例も」の掲載
東洋経済education×ICTに、当法人の代表理事・山口裕也への取材記事をご掲載いただきました。「複数の自治体で効果検証、自由進度学習で『深い学び合い』ができている学級、3つの共通点――『学び方の自由の保障』で不登校が減った例も」というタイトルにて、インタビューにお応えした内容をおまとめいただいたものです。
下記の4点からおまとめいただきました。記事内では、ScTN質問紙をお使いいただいている自治体の取り組みや、調査結果の一部についてもご紹介しています。
・子どもたちの学びと生活には、まずもって「自由」が必要 ・自由進度学習で成果を挙げている学校、何が変わった? ・自由進度学習で「深い学び合い」に至るための3つの共通点 ・デジタル活用は「個別化・協同化・プロジェクト化の融合」を
なお、自由進度学習の課題の一つとして挙げている「場は共にしていても、思考は共にしていない」については、下記の二つの記事を合わせてご参照ください。子どもたちが、仲間の表情やノート、作品に持続的に注意を向けたり、何かを共同注視して共に考えたりしている時間が十分ではないのではないかという問題提起です。
一つ目の記事内では、課題解決のための3条件についても詳しく論じています。
加えて、もう一つの課題として挙げている「形式のみの自由」については、今後、このことに関連した学術論文が公開予定です。単元表やルーブリックといった“授業の形式”こそ整えているものの、先生(大人)のまなざしや振る舞いが従来と変わらないがゆえに、子どもたちの選択や決定が大きく制限されている場合があるのではないかという問題提起です。
論文が公開されましたらお知らせしますので、合わせてご参照いただければ幸いです。