公開日
August 6, 2024
カテゴリー
News
芦屋市教育委員会「ONE STEPpers」に関する取材記事の公開についてのお知らせ
当法人においては、「全ての人の思いと願いの下、自由と自由の相互承認に基づく公教育を実現する」というミッションに基づき、「学びの構造転換に関する取組の支援」をビジョンの一つに掲げています。
このたび、当法人が支援している芦屋市教育委員会(兵庫県)の取組みに関連して、教育新聞(株式会社教育新聞社)の取材記事が公開されましたのでお知らせします(2024年8月6日公開)。8月3・4日に実施された日本個性化教育学会の第17回全国大会に関するものであり、記事内においては、同教育委員会の甘利大紀指導主事が報告を行っています。
芦屋市教育委員会では、ONE STEPpers(ワンステッパーズ)と題した教員の自主参加によるチーム制で研究事業を進めています。今回の記事内では、同取組みに関する当法人の支援に加え、ScTN質問紙を用いた成果検証についても言及があります。
具体的には、以下のようです。
主体的・対話的で深い学びの実態などを可視化するScTN質問紙による児童生徒へのアンケート調査(対象:芦屋市内の小学3年生から中学3年生3800人)を4月と7月に行ったところ、ONE STEPpersの教師が担当するクラスでは、授業の主体は自分だと思ったり、学習のペースを自己調整したりしている児童生徒の割合が7月調査では4月調査よりも高まり、芦屋市の平均を上回った。
甘利氏は「4月の段階では、ONE STEPpersの教師が担当するクラスは特に主体的な児童生徒が多かったわけではない。それが7月になって変わってきたことに注目したい。ONE STEPpersの教師が少しずつ学校の中で取り組んでいることが、子どもたちに肯定的な実感を与えているのかもしれない」と、手応えを話した。
ぜひ、ご覧ください。